こどもキッチン　茨木教室（東コミュニティーセンター）　【料理教室】

２才～未就学児対象のこどもキッチンを経て、現在は小学生対象のNEXTを受講しています。“自分で料理出来る子に”と思い、石井先生の教室の門を叩きましたが、そこは料理以前にこどもの発達についても教えてもらえる教室でした。大人にはわからない、世界はこども達にはどう見えているのか？こどもの時間の感覚や、不可解な行動の理由、発達段階に応じたサポートの仕方などを、料理を通じて教えて頂いたおかげで、それ以前ほどイライラしなくなり、こどもがやりきるまで見守れるようになり育児も楽しくなりました。成長と共に、大人でも根気の要るような作業も集中して最後までやり遂げることが出来るようになったこと、幼稚園・小学校では先生方の指示をきちんと聞けるのも、こどもキッチンでの経験がベースにあるからこそと確信しています。

まだ保育園児だった娘。偏食のわが子が少しでも食に興味が持てるように、と参加しました。最初は自分で作っても食べるのはNG。胸がザワザワする私。何回か行くうちに、子どもは味見をするようになり、包丁で切るのに興味を持ち、家でもしたがるように。レッスンで教えてもらったことを家庭でも繰り返しました。私は先生からの『子が集中している時は口出ししない・見守るように』の言葉を胸に、時間がかかろうがキッチンが散らかろうが子どものやりたいことを見守るようにしました。気がついたら小学生2年生で卵焼きを焼き、お弁当をつくるようになりました。小学生4年生になったら翌朝のごはんのために前日夜からホットケーキを仕込みます。将来は食品関係に行きたいと言っています。偏食はどうなったか。多少苦手はあるものの、学校の給食を2人分くらい食べて帰ってきます。もちろん献立チェックもかかさずに。子どもが変わっただけでなくて、料理教室を通して私が変わったように思います。料理を通して子どもの可能性を学ぶことがありました。