親子でできる習い事を探しているけど、他のみんながやっているような定番の習い事ではなく、何か子どもの個性を伸ばすことができる習い事がないかな?という親御さんのために、今回の記事では親子でできる意外な習い事7選について書きました。
周りで他に習っている人が少ないような意外性のある習い事ばかりです。この記事を参考に親子で新しい習い事をはじめてみてはいかがでしょうか。
親子でできる意外な習い事 7選
①カポエイラ教室
カポエイラという格闘技をご存じでしょうか?
まるでダンスを踊っているかのように見えるカポエイラは、その昔アフリカからブラジルに連れてこられたドレイの間で練習されていたとされる格闘技です。
ダンスのように見えるのは堂々と格闘技の練習をすると看守にバレてしまうので、そうとわからないようにダンスのようなステップを踏んで練習していたためと言われています。
現代のカポエイラも楽器を演奏したり音楽を鳴らしてリズムに乗って闘います。
ジンガと呼ばれる独特のステップを踏み、基本的に止まることはなくずっと動き続け、そこから身体を回転させて蹴るなどアクロバティックな技が多いのが特徴で、どの技もとても華麗で思わず見とれてしまいます。
そんなカポエイラは親子での習い事にもおススメです。
小さい頃からカポエイラを学ぶことによって運動、音楽どちらにも触れることができ、そこから他のスポーツで活躍したり楽器や歌といった分野に挑戦することでお子さんの新たな才能を発見することができるかもしれません。
親御さんも日頃の運動不足を解消し、ストレス発散もできます。
格闘技といっても直接殴ったり蹴ったりすることはないので誰でも気軽に始めることができます。親子で楽しくカポエイラを学んでみてはいかがでしょうか。
②太極拳教室
太極拳とは中国武術の1つの流派の名称で、歴史や伝統のある武術です。武術ですので戦闘術や護身術といった闘うための技術があります。これらは特に『伝統拳』と呼ばれています。
しかし近年ではもう武術を使って闘う必要がなくなったため、この太極拳の型を万人向けに整理し、簡潔にまとめたものが1970年代に日本に伝わり、それが健康に良いとされて国内でブームになりました。それが今の日本で学ばれている太極拳です。
現代の太極拳はゆったりとした動作で柔らかく美しく動くことが特徴です。手を伸ばしたり足を上げたりといった動作が多くあるので体が柔らかくなっていきますし、ゆっくりとした動きですので筋肉や関節を傷めにくくなります。
また、ゆっくり動くというのはバランスをとるのが非常に難しく、バランス感覚を養うのにも役立ちます。子供の頃から太極拳を学ぶことで健康に良い運動習慣を身につけることができますし、太極拳独特の呼吸法はリラックス効果が高いとされ親御さんにもストレス発散や運動不足解消などのメリットがあります。
③スポーツチャンバラ教室
小さい頃、新聞紙やダンボールなどで『刀』を作ってチャンバラごっこで遊んだ方は多いと思います。このチャンバラごっこを老若男女だれでもできて安全に楽しめるように創設されたのがスポーツチャンバラです。
スポーツチャンバラはプラスチック製のお面をつけエアーソフト剣と呼ばれるゴムでできた材質の剣に空気を入れたもので戦う競技です。競技自体は素早い動きや相手に剣を当てる正確な技術が必要で、激しいものですが剣自体はとても柔らかいゴムでできていますので身体に当たっても安全です。
大人と子どもで対戦するときにはこのエアーソフト剣の長さがそれぞれ違うものを使用することでほぼ同条件で戦うことができますので体格や筋力の差を気にせず親子で楽しむことができます。また、スポーツチャンバラという名称ではありますが、もともとは護身道から発展した武道ですのでお子さんの礼儀作法も身につきます。
誰でも安全に楽しめ、同時に体力や筋力も鍛えることができるスポーツチャンバラ。童心に返ってお子さんと一緒に始められてみてはいかがでしょうか。
④トランポリン教室
小さいころデパートやショッピングセンターにあったトランポリンで夢中になって飛び跳ねていた、という親御さんも多くいらっしゃると思います。
最近ではデパートやショッピングセンターなどでもほとんどトランポリンを見かけることがなく、今の子供達にとってトランポリンは新鮮で楽しいものになるのではないでしょうか。トランポリンは年齢、能力に関係なく誰でも楽しむことができますので、親子での習い事にピッタリです。
子供の頃からトランポリンで飛び跳ねることで日常生活では感じることのできない空中感覚を養うことができ、運動神経の向上に役立ちます。同時にジャンプや回転などといった動作を行うので必然的に全身の筋肉を使うことになります。
これにより、背筋や腹筋といった体幹部分が鍛えられますし、特に脚やお尻といった下半身の強化にとても役立ちます。同時にトランポリンの動作は有酸素運動にもなりますのでダイエット効果も期待できます。
お子さんは運動神経の発達や筋力・心肺機能の強化のために、親御さんはダイエットやストレス発散のために親子でトランポリン教室を始めてみてはいかがでしょうか。
⑤和太鼓教室
地域のお祭りやイベントで目にする事がある和太鼓。
和太鼓のパワフルで迫力のあるパフォーマンスをみて『かっこいいな』と思った方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。実は和太鼓も親子で学ぶことができ、初心者でも気軽に始めることができます。
ギターやピアノを始めようとすると、高価な楽器を購入する必要がありますが和太鼓は太鼓をたたくバチがあればすぐに始めることができるので習い事を始めるハードルも高くありません。和太鼓は日本の伝統的な文化の一つであるため礼儀作法をとても重んじています。
礼に始まり礼に終わると言われるように練習前と後にしっかりとあいさつを行いますので目上の人へのあいさつの仕方や接し方など礼儀作法が自然と身につきます。また、和太鼓は複数の人で協力して演奏する楽器ですのでチームワークやコミュニケーション、集中力が大切になってきます。
そのため小さい頃から和太鼓に触れておくことでお子さんの協調性を育てることにつながりますし、同時に集中力を高める効果も期待できます。和太鼓演奏で力強い音を出すには正しい姿勢と基礎体力が必要です。
和太鼓を学ぶことでお子さんの姿勢がよくなり、筋力がつくことで体力も向上していきます。親子で和太鼓を始めることは練習や演奏といった親子で過ごす時間が増え、お互いのコミュニケーションが向上し絆を深めることができます。
親子で一緒に音楽を楽しんでみてはいかがでしょうか。
※おやこ☆スターに掲載の和太鼓教室【堺和太鼓】の紹介ページはこちら。
⑥フラワーアレンジメント教室
フラワーアレンジメントとは西洋風生花のこと。
フラワーアレンジメントには生花、アーティフィシャルフラワー(造花)、プリザーブドフラワーなどさまざま種類のお花が使われます。親子で手軽にフラワーアレンジメントが楽しめ、お花の種類も親御さん、お子さんでそれぞれ選んだりもできます。
例えば親御さんはアーティフィシャルフラワー、お子さんはプリザーブドフラワーをそれぞれ選び、色や形をアレンジしていく、といった手作りの楽しさを味わうことができます。お互いの個性が出てすてきな作品が出来上がること間違いなしです!
忙しい日常で、普段はなかなかゆっくりと親子で話す時間が取れないかもしれませんが、教室で一緒に作業することで、共通の話題で盛り上がり楽しい時間を過ごすことができます。出来上がった作品はおうちに飾るもよし、お友達や親戚の方などにプレゼントするもよし。フラワーアレンジメントは贈り物としてもとても喜ばれること間違いなしです。
大阪府下にもいくつかの教室がありますので通いやすい教室を探されてみてはいかがでしょうか。
⑦プログラミング教室
2020年から小学校でプログラミングの授業が必修化されました。IT人材不足の解消や論理的思考、問題解決能力の向上など現在の時代背景に即した必修化と言われています。
プログラミングは今後ますます重要になっていく分野であり、小さい頃からプログラミングを学んでおくことで将来的にはお子さんの大学進学や就職などで有利になる可能性もあります。基本的なことから学んでいきますので、基礎からじっくり勉強していって親子でオリジナルのゲーム作成も夢ではありません。
プログラミングでは一緒に問題を解決したり、アイデアを出し合ったりすることが特に重要になってきますので、親子で一緒に過ごす時間を増やすことができます。子どもは頭が柔らかいので柔軟な発想で大人が思いつかないような作品ができあがるかもしれません。
大人も感化されてクリエイティブな作品を作ることができるかも。親子の絆がさらに深まることになるプログラミングを一緒に楽しんでみるのはいかがでしょうか。
まとめ
本記事では親子で通える意外な習い事7選を紹介しました。
スポーツ系・文化系・芸術系・学習系といろいろなジャンルがあり、将来の役に立ちそうなものからお子さんの意外な才能が開花するかもしれないものまでさまざまな習い事があります。
子どもの頃から意外な習い事をすることでそれが個性になりますし、他の人から興味や関心を持たれることで進学や就職の面接などさまざまな場面で役立つこともあります。
また、意外な習い事をすることによって『他の子はできないけど自分だけはできるんだ』ということにお子さんが気付けば、それが自分の自信につながっていきます。
お子さんが興味ありそうな習い事があればオンラインで学べないか、近所の公共施設などで教室を開いていないかなどをチェックしてみてはいかがでしょうか。
ぜひ本記事を参考に親子でできる意外な習い事にチャレンジしてみてください。