近年、テレビ等での格闘技の盛り上がりもあり、キックボクシングジムが増えてきました。たくさんの芸能人やモデルもキックボクシングジムに通っており、「強くなる」目的だけのキックボクシングではなく、美容や健康、体作りの為にキックボクシングをする人が増えています。
「痛い・怖い・しんどい」そう言った従来のネガティブなイメージを変え、「安全に・楽しく・マイペース」で行えるフィットネスクラブ感覚のジムも増え、若い男性・女性だけでなく、親子で参加して楽しむことも可能な世の中になりました。
親子でキックボクシングを習う事は、共通の趣味や話題ができ、親子のコミュニケーションを図るのにも非常におススメです。
今回は親子での習い事にキックボクシングを選ぶことのメリット・デメリット、ジム選びのポイント等をまとめました。
親子でキックボクシングを習うメリット・デメリット
なぜ、親子でキックボクシングをやる事をおススメするのか?
それは、親子双方にとってのメリットがたくさんあるからです。
親御さんにとっての心配事の一つとして、「子どもがいじめにあわないかな。トラブルに巻き込まれたらどうしよう。」というのがあります。ついていけないような厳しい練習を行わないまでも、護身術としてのパンチやキックの技の習得は可能です。
また、「うちの子どもは家でゲームばかりして。もっと外で運動してくれないと困る。」という困りごともあります。さらに運動不足は子どもさんだけでなく、親御さんも同じこと。
キックボクシングは全身運動で、手足両方を使った有酸素運動と無酸素運動が同時に行えます。特に親子ペアでミット練習などを行えば、打ち手側だけでなく受け手側も相当頭を使うので、脳トレや学力向上にも役立てます。
さらにキックボクシングは数少ない「殴る・蹴る」が認められている競技。
コロナ渦で溜まったストレスを親子で発散できます。
また、デメリットについて言えば、試合に出て勝ちたい、プロを目指したいという子どもさんには親子参加という形ではなく、競技志向のジムで少年部での参加が、レベルアップには望ましい場合が多いです。
子どもにキックボクシングって危なくない?
やはり一番心配なことは、「うちの子にキックボクシングは危なくない?」「気軽にできるものなの?」ということ。結論から言いますと、安全に練習を行うジムとそうでないジムが存在するので、最初に安全に行うジムを選ぶことが重要です。キックボクシングという競技の特性上、強くなるためには多少はケガのリスクのある練習(試合形式で行うスパーリングなど)も必要ですし、厳しい練習をこなす必要もあります。
競技的に強くなりたいという目的でなければ、安全に練習を行うジムを選ぶことが重要です。そういったジムを選べば、他の競技や競技と遜色なく安全にキックボクシングを楽しむことは十分可能です。具体的にはフィットネス目的で利用可能とうたっているジムで、実際に見学や体験に参加して決めるのが間違いありません。ほとんどのジムでは有料もしくは無料にて体験レッスンの参加を受け付けています。
親子で通えるジム選びのポイントは?
①親子で参加可能であること
そもそも親子参加が可能なことが大前提としてあるのですが、実際にはすべてのジムが親子参加を可能としているわけではありません。HP等で「親子参加可能」とうたっているか、電話やメールなどで親子参加が可能かを確認することが必要です。
②立地、費用等の条件面が合致すること
習い事としてのキックボクシングなので、継続できる条件が整っていることが重要です。いくら良いジムでも車で2時間かかる、親子での月会費が毎月4万円必要といったケースはほとんどの場合、非現実的です。なので、自宅から車で30分以内で通える、月会費は2人で15,000円以内など、明確な基準を決めることが重要です。その他、無料駐車場はあるか?キャンペーンなどはやっているのか?なども気になるところ。
③ジムの方針やスタッフの方との相性
必ずそのジムにはそのジムの方針や考え方、文化が存在します。いくら条件があっても、スタッフの方を含めたそのジムとの相性が合わない、となると継続は難しくなるもの。その部分はHPではわかりにくいので、必ず現地にて見学するか体験レッスンに参加をして、見極める必要があります。
まとめ
今回の記事では「親子で習い事を選ぶ際にキックボクシングをおススメする理由」を書きました。テレビで見るキックボクシングは激しい殴り合い、蹴りあいに見えますが、フィットネスキックボクシングはやってみると気軽に安全に楽しめることがわかります。
しかも親子で共通の趣味としても非常にメリットも多いので、一度近くのジムを探されてはいかがでしょうか?
「おやこ☆スター」のサイトも是非ご活用頂き、ご自身にぴったりなジムを是非見つけてください。