親子で習い事を始めるときにこのような悩みはありませんか？
「親子で習い事をするメリットは？」
「親子で習い事をするデメリットは？」
「親子で一緒に習い事をするに見るべきポイントは？」
親子で一緒に習い事をするご家族は増えていますが、具体的にどのようなメリット・デメリットがあるのかをご存知でしょうか。
もちろん、親子で一緒に習い事をするメリットはたくさんありますが、メリットだけ知っておくのではなく、しっかりとデメリットも知っておく必要があります。
また、メリット・デメリットと併せて習い事を選ぶポイントを知っておくことも必要です。
そこで、本記事では親子で一緒に習い事をするメリット・デメリット、習い事を選ぶときに見るべきポイントについて詳しく解説していきます。
親子で一緒に習い事をするメリット
親子で習い事をするメリットは下記の5つです。
・子どもが習い事をしやすい環境を作れる
・親子のコミュニケーションが増える
・子どもの成長を間近で感じられる
・趣味を増やすことができる
・お互いのスキルアップにつながる
それぞれのメリットについて詳しくご紹介していきます。
1.子どもが習い事をしやすい環境を作れる
子どもが習い事をするときに、誰とでも仲良くなれる外交的な性格であればコミュニティにすぐに馴染むことができ、みんなと仲良く習い事をすることができますが、人見知りや人と関わることが少し苦手な内向的な性格の場合、子どもひとりで習い事をしてもらうことに抵抗があるという親御さんも多いのではないでしょうか。
まだ子どもが小さい場合に関しても、ひとりで習い事をしてもらうことに不安を感じることも多いでしょう。
このように、子どもがひとりで習い事をすることに不安がある場合は、親子で一緒に習い事をすることで不安を解消することができます。
親目線で安心して子どもに習い事をしてもらえることはもちろん、子どもからしても新しい環境にパパ・ママと一緒にチャレンジできることは非常に心強いはずです。
2.親子のコミュニケーションが増える
仕事が忙しくて子どもと話す機会をなかなか作ることができない場合や、子どもとどんな話題で話せばいいのか困っているという親御さんは多いですが、一緒に習い事をすることで親子のコミュニケーションが増えることは間違いありません。
習い事をしている最中でのコミュニケーションが増えることはもちろんのこと、習い事を通じて得た知識や経験を習い事以外でも話すことができますので、自然と親子の会話が盛り上がることでしょう。
また、習い事を一緒にすることで自然と親子の時間を確保することができるため、一緒に習い事を始めてから親子の仲が深まったという親子はたくさんいます。
3.子どもの成長を間近で感じられる
子どもがひとりで習い事をすると、なかなか親目線だと成長を感じることが難しいときもありますが、子どもと習い事を一緒にすることで直近で成長を感じることができます。
学校などでも授業参観などで子どもの成長を感じることもできますが、やはり機会が少ないこともあり、毎日のように成長していく子どもの姿を直近でみる機会はなかなかありませんよね。
また、子どもが友達とどのように接しているのか、どのような立ち位置にいる子なのか、ということは自宅にいるだけでは知ることができませんが、習い事を一緒にすることで家族には見せない一面を知ることもできるのです。
4.趣味を増やすことができる
大人になってから新しい趣味を見つけることは大変なことですが、子どもと一緒に習い事を始めることで新しい趣味を簡単に作ることができます。
また、興味関心のあることでもひとりで始めることにハードルの高さを感じている方は多いですが、子どもと一緒に始めることでそのようなハードルも感じにくくなるはずです。
5.お互いのスキルアップにつながる
親子で一緒にできる習い事としてプログラミングや英会話なども人気ですが、このような実用性の高い習い事を親子で一緒に始めることで、親と子どもがお互いにスキルアップすることができます。
プログラミングであれば、子どもは将来的にWebサイト制作やゲーム制作などの職業も視野に入れることができますし、親としても副業でのWebサイト制作などの可能性もひろがりますよね。
また、英会話を始めるのであれば、親子で一緒に海外旅行に行くこともできますし、英語を使った仕事を選択肢に入れることができます。
このように、親子で一緒に始められる習い事をスキルアップに重点をおくことで、大人も子どもも切磋琢磨しあって成長することができるのです。
親子で一緒に習い事をするデメリット
親子で習い事をするデメリットは下記の3つです。
・月額料金が高くなる
・保護者同士の付き合いがある
・ついつい口を出したくなってしまう
それぞれのデメリットについて詳しくご紹介していきます。
1.月額料金が高くなる
親子で一緒に習い事をする場合、単純計算で2人分の月額料金を支払わなければなりませんので、子ども1人に習い事をしてもらうケースに比べると毎月の支払い金額が高くなってしまいます。
また、習い事によっては初期費用や会員登録費用などがある場合があり、そのような場合はさらに費用が嵩んでしまいます。
とはいえ、子どもの習い事の費用は大人に比べると安く設定されている場合が多いことや、「親子割」としてお得に習い事ができることも多いため、自分も習い事をしてみたいと考えているのであれば子どもと一緒に習い事を始めることがオススメです。
2.保護者同士の付き合いがある
子どもと一緒に教室やスクールに通いながら習い事をする場合、ほかの子どもの保護者との関わりは避けることができません。
ほかの子どもの保護者と関わること自体はデメリットにはなりにくいですが、面倒な人間関係に巻き込まれてしまったり、親同士の関係が悪化して習い事を続けにくくなってしまうなどの可能性があることはデメリットになってしまうでしょう。
もし親同士の人間関係に不安のある方は、自宅でもできるオンラインレッスンに対応している英会話やヨガ、プログラミングなどの習い事を選ぶことがオススメですよ。
3.ついつい口を出したくなってしまう
子どもと一緒に習い事をしていると、多くの場合で親のほうが習い事を習得するスピードが早くなりますので、ついつい子どもの進捗に口を出したくなってしまいます。
しかし、子どもの習い事に口を出してしまうと、せっかく親子で一緒に習い事をしているにも関わらず、子どもとしては「怒られている」「失敗してはいけない」と萎縮して習い事をしてしまうようになってしまいます。
そうなってしまっては、親子で一緒に習い事をするメリットが半減してしまいますので、ついつい口を出しそうになってしまっても、そこは我慢して伸び伸びと子どもに習い事をしてもらえるようにするといいでしょう。
親子で一緒に習い事をするときに見るべきポイント
親子で一緒に習い事をするときに見るべきポイントは下記の3つです。
・子どもが興味関心を示しているか
・無理のない予算で習い事を選べているか
・続けやすい環境にあるか
それぞれのポイントについて詳しくご紹介していきます。
1.子どもが興味関心を示しているか
親子での習い事を選ぶときにまず見るポイントは、子どもが興味関心を示しているかどうかです。
親目線で子どもの習い事を考えると、「子どもの将来の役に立つこと」や「こんな子に育ってほしい」など、親の考えを第一優先に考えて選んでしまうことも多くなってしまいますが、子どもの興味関心のない習い事を選んでしまうと、そもそも子どもが習い事を続けることができずに本末転倒になってしまいます。
ですので、まずは子どもが興味関心を示しており、楽しんで続けられる習い事なのかどうかを確認しましょう。
とはいえ、習い事を始めてみると思っていたものとは異なり、「やっぱりほかの習い事がしたい」と思ってしまうこともありますので、事前にキャンセル料金などもチェックしておくと安心です。
2.無理のない予算で習い事を選べているか
親子で習い事を続けるには、無理のない予算で続けられるかどうかも非常に大切です。
親子で習い事を続けるためには、月額料金や初期費用だけではなく、習い事に必要な道具や機材、発表会や大会がある場合には別途費用がかかってしまいます。
このように、習い事を続けるためには月額料金などの固定費だけではなく、定期的な費用がかかる場合が多いため、家計に影響がないように予算には余裕を持っておくことが大切です。
3.続けやすい環境にあるか
親子で習い事を続けるためには、習い事に通うまでの距離や必要な時間などが大きく関わってきます。
教室やスクールに通う習い事を選ぶ場合は、自宅から通いやすい場所にしないと行くまでが大変でサボりがちになってしまうことも多いですし、1回の習い事の時間が長すぎると予定が合わないことが増えてしまい続けることが難しくなってしまうことも多いです。
このように、親子で習い事を続けるためには、内容だけではなく環境もチェックしておくことが大切になります。
まとめ
本記事では、親子で一緒に習い事をするメリット・デメリット、習い事を選ぶときに見るべきポイントについて詳しく解説していきました。
親子で一緒に習い事をすることにはたくさんのメリットがありますが、デメリットもいくつか存在するため、しっかりとメリット・デメリットを把握したうえで習い事を選ぶことが大切です。
また、習い事の内容だけではなく、子どもの興味関心や通いやすさなども考慮して習い事を選ぶことで、長期的に継続して習い事をすることができ、スキルアップはもちろんのこと、親子の仲もグッと縮まります。
ぜひ本記事を参考にして、親子での習い事のメリット・デメリット、そして選ぶときにみるポイントをチェックしてみてください。